自分の人生を取り戻すため、紙の手帳に戻す!

書店や文具店に行くと、ずらっと来年の手帳が並んでいる時期になりましたね。
ご存知の方もいると思いますが、僕はかなりの「手帳オタク」です。
若い頃にもったいない時間の使い方をしたという自責の念からか、時間管理に異様なこだわりがあるんですよね。

そんな僕ですが、今回、大きな決断をしました。
ここ1年以上、Googleカレンダーと同期アプリのデジタルスケジューリングを活用してきましたが、来年は紙の手帳に戻します!

●手帳で人生が変わる
僕は、「超手帳法」の著者である野口悠紀雄さんの影響もあって、手帳で人生が変わると考えています。
人生を有意義に生きたいというのは、誰しもが思っていることです。
なので、有意義な人生の中身、つまり「生き甲斐」について語られることは多いですよね。

でも有意義な人生を実践していくというのは生き甲斐の問題ではなく、自分の意志で時間を生み出してどう使うかという「時間の使い方のテクニック」の問題です。
そのテクニックをサポートしてくれるのが「手帳」だというわけです。

手帳は、誰かに指示された予定を記入しておくための「備忘録」ではありません。
自らが主体となって目標を設定し、そこに向かって自分のペースをコントロールしていく「スケジューリング」のツールなんですね。

●本当の手帳に必要な5つの機能
前述の野口悠紀雄さんの著書にもある、本来の手帳に求められる機能をまとめるとこの5つになるでしょう。

①能動的なタイムマネジメント。
人から「その時間、空いてる?」という受身で時間を奪われるのではなく、自ら時間を主体的にコントロールする機能。

②時間を「見える化」する。
埋まっている時間と空いている時間が一目でわかる機能。

③自分にとって重要な仕事のために、能動的にクリエイティブな時間を確保する機能。
上記の「空き時間」というのは暇というわけはありません。
むしろその逆で、その時間こそ自分にとって重要な仕事ができるわけです。
なので、やらされ仕事をしている人の手帳が真っ黒に埋まっているのに比べ、重要な仕事をしている人の手帳は空き時間が多く、手帳が白いのです。

④To-Doリストを作ることで、脳の記憶使用による負担を軽減する機能。
自分の脳にもキャパがあります。
その脳を案件のメモリーに使ってしまっていてはもったいないというわけです。
単なる記憶は手帳に任せて、脳の機能を出来るだけクリエイティブな作業に回します。

⑤脳が苦手な「短期記憶=思いつきアイデア」を逃がさずにメモする機能。
アイデアの降臨はコントロールできません。
それを記憶できず、「ああ、いいこと思いついたのになんだっけかなあ」というような経験は誰しもがあるでしょう。
これも、常に手元に手帳を持っていることで、すかさず記録することができるわけです。

●「超整理手帳」から「Googleカレンダー」へ
僕は何年もの試行錯誤の結果、2010年には野口悠紀雄さん考案の「超整理手帳」にバーチカルタイプ(曜日縦割りタイプ)が登場し、これに落ち着きました。
この手帳の特長は、8週間の長期スケジュール全体が俯瞰できるよう、ジャバラ式になっていることです。

超整理手帳1

この手帳を使い始めてから、自分の仕事を能動的に組み立てることができ、本も出版し、活動の領域を広げていくことができました。
しかし、スマホと手帳の両方を携帯することにストレスを感じていた僕は、ちょっとでも荷物を減らしたいという理由で、昨年の途中からGoogleカレンダーと同期アプリにスケジューリングを移行したのです。

紙にないデジタルの利便性はたくさんありました。
たとえば、
・スマホ、オフィスのPC、ノートPCなど、どこからでもアクセスできること。
・入力変更や削除など、編集が容易なこと。
・毎週の定例事などを一括で入力できるなど、コピーが容易なこと。
そして何よりも、当初の目的である「手帳を持ち歩かなくてよいこと」が大きいわけです。

しかし、デジタルスケジューリングにしてから、どうも自分で能動的に時間をコントロールできていない感じなのです。
上記の利便性が故に、人からの予定変更依頼にも対応しやすくなって、コロコロと予定を変更するようになったからでしょうか。
それに、やはりスマホの画面での時間管理は一覧性には厳しく、どうしても近視眼的な活動になってしまうようです。
やはり長期を一覧できるジャバラを常にデスクに広げておけるという、紙特有の効用というのは大きいと思いました。
ならばということで、来年は紙の手帳に戻そうと考えたわけです。

●「超整理手帳2015」の購入へ、しかし
僕は、もう一度自分の人生を取り戻そうと「超整理手帳」の2015年用を購入することにしました。
もちろん、こだわりは、バーチカルタイプであることです。
ところが、どの書店にもノーマルタイプは置いてあるのですが、バーチカルタイプはありません。
アマゾンにすら置いてないのです。

不思議に思っていろいろ調べてみると、2015年からバーチカルタイプのオリジナル版は廃止になって他社デザインによるコラボ商品のみとなり、しかもノグラボ(野口悠紀雄さんのECサイト)のみでの販売になるとのことでした。
ま、仕方ないので、早速それを購入しました。
が、しかし。
到着したものは、色は変なブルーで、紙の質も粗悪になっていて、かなーり残念なものになっていました。
バーチカルタイプは、一番需要があると思っていたのですが、どうしてこうなっちゃったんでしょうねえ。

超整理手帳2

まあとにかく、紙の質より人生の質の方が大事なので、今月半ばからはこれを使おうと思います。
うまく活用できれば、また能動的に時間を生み出せるようになるでしょうし、それをクリエイティブな仕事にあてて有意義に再投資していけると思います。
年々、人生の残り時間が少なくなると感じる今日この頃、時間の有効活用への執念がどんどん深くなっているんですよね(汗。

ちなみに、受動的な仕事に追われ時間を奪われた結果、気が付いたら定年になってしまったという状況は、「竜宮城シンドローム」と呼ばれています。
恐ろしいですよねえ(笑。

今日は、このへんで(^^

※この本、今回もう一度読み直しましたが、やはり深いです。