大人に向かうキミへ「自分だけの山を見つけてほしい」

今日、成人を迎えるみなさん、おめでとうございます。
僕は週1回大学で講義をしていますが、その受講生の多くは大学2年生なので、無事成人式を終えたことでしょう。

じゃあ、みんな今日から一人前の大人ということでいいですか?
いやいや、そんな1日で急に大人になれるわけないですよね。
逆に、これからの人生について、漠然とした不安や焦りや葛藤を感じていることでしょう。

なぜ不安か?
それはこれから生きていく上で、人生の目標となるものが見つかっていないからでしょう。
でも大丈夫です。
人生の目標なんて、そんな簡単に見つかるものじゃないですから。

これは慶応大学院准教授のジョンキム氏の本に述べられている言葉です。
人生の目標を見つける上で大事なのは、常に「自分の価値とは何か?自分が社会に貢献できる価値とは何か?」を意識しながら登るべき「自分だけの山」を見つけること。

ゆずの歌にも「てっぺん」という曲がありますが、あれですね。
「どっかの山のてっぺんで、どっかの誰かが笑ってる。僕はそれを見ながら、違う山のてっぺんを目指してる」

自分だけの山を見つけ、登って行くことで、「誰とも取り替えのきかない人間」になっていくことでしょう。
いや何も、スティーブ・ジョブズとか孫正義とか、そんな大きな山を指しているわけではありません。
どんな小さな山でも自分で見つけることが大事なわけです。
逆に言うと、人の見つけた、あるいは人が創った山に登る人生はつまらないということです。

人生の山

「山」とはつまり、「自分の価値観、自分の基準」ということです。
ただ、注意が必要です。
この「自分の基準」は、よく「世の中の基準」とぶつかるのです。
そのとき、自分の基準を世の中の基準より優先できるか?
そこには「勇気」が必要になってきます。
自分だけの山を登るというのは、勇気がいることなのです。

さて、自分で見つけ、自分で選んだ山。
この選択は正しかったのでしょうか?
多くの人は、自分の選択に自信が持てず、不安を抱えることになるでしょう。
これもジョンキム氏の本にヒントとなる言葉がありました。
実は「人生の選択における『正解』は、選択した瞬間には存在しない」というのです。

つまり、自分で選択した山を「正解」にするのは自分自身だということです。
選択した山を「正解」にしていく過程こそが、人生の醍醐味だというわけです。

僕は、山の選択し直しが人生に何度もあっていいと思っています。
専門職の転向、会社を辞めての転職、海外への脱出、離婚や再婚などなど。
僕自身も何度も山を再選択しています。
前回のエントリーにも書きましたが、今は世の中の変化が早くて、5年後すらどうなっているか分かりません。
そんな中で、生涯に渡る理想の人生など見通せるわけがありません。

理想の人生とは結果論です。
常に自分だけの山を見つけることを意識し続け、その選択を正解にしていくプロセスそのものに意味があります。
その結果が、自分にとって理想的な生き方、理想の人生になっていくんだと思います。

実は僕の娘も今日が成人式。
大人に向かうキミへ。勇気を持って、自分の山を見つける旅に踏み出して欲しいと思います。

って、絶対このブログ見てないと思いますが。。。
今日はこのへんで(^^

※ジョンキム先生の書籍には独自の人生哲学が詰まっています。